早速解体していきましょう!
今回は洗濯パンをバルコニーからキッチンに移設するため、
給排水管の位置と取り回しについても検証していきます。
場当たり的な対応ですが、設計図を見ても私にはイメージが詳細にわきません。。
論より証拠!
ある程度基本イメージを頭に思い浮かべながら詳細な図面を現物みながら思案していきます!
とはいえ、ある程度物を準備していかないと、やはり詳細なすり合わせができません。
わざわざ3DーCADで図面を描くほど余裕がないので、
創作活動をしながら現地現物で調整しつつ造作していくことにしました。
直角クランプで精度高く固定していきます。
束足を使って洗濯機と冷蔵庫の重さに対応していきます。
何故冷蔵庫があるかというと、
以前製作した際に並びが、
シンク⇒洗濯機⇒冷蔵庫
だったことに内見者に違和感を指摘されたため、今回は、
シンク⇒冷蔵庫⇒洗濯機
としました。
強度を増す目的と、束足のベースがなかったので、各角に筋交いをいれていきます。
~洗濯パン用の上げ床を現地調整~
ギリギリの低床設計と配管勾配のすり合わせです。
シンク⇒冷蔵庫⇒洗濯機
としたことで排水管が長くなるため、
勾配等排水管の位置を厳密に確認していきます。
通常のリフォームの場合、あまり次のリフォームのことを考慮しないで施工していきます。
しかしながら、当社は入居の都度、空間リノベする事業のため、
次のリフォームしやすさを考慮して現在のリフォーム設計施工をしています。
今回の事例にあてはめると、
①無駄に床を高くしたくない(空間を狭くしたくない)
②次回水回りの位置を変更することがある(空間リノベの醍醐味サービス!)
③コスト増加はさけたい(継続的な事業のため)
よって、これらを頭の片隅に入れながら設計施工していきます。
~洗濯パンを設置!~
排水管をきめて最後に洗濯パンの取付確認の際に気付きました。。。
躯体の一部と洗濯パンの排水口が干渉してしまい、ホースの取付ができません。
とはいえ、問題点が明白であれば対応策は講じられます。
早速持ち帰り、修正加工していきます。
次回に続く★