毎回キッチンの改装をしていて、
さらにオーナー様、入居者様の双方がより一層満足するようなソリューションを思案したので、
今回はそれをネタにします。
当社管理物件におけるキッチンのコンセプトは、最低限の機能があること=最低限のコスト、だけです。
そこからシステムキッチンにアップグレードするなり、造作を重ねて使い勝手の良い自分仕様にするなり、
はたまた料理することないからキッチンを撤去したり、入居者様はまさに十人十色です。
そのキッチンのうち、キッチンパネルについて新たな試みをしてみました。
キッチンパネルはそれなりに高価な資材になります。高価な分だけ当社コンセプトであるDIYを許容すると原状回復負担がそれ相応に発生することになります。
また汚れをはじく表面仕上げのため、塗装やシール貼り等が難しい欠点があります。
当社としては「塗る、貼る、留める」をコンセプトとしているので、
キッチンパネルでも同様に実現したいと考えていました。
キッチンパネル(ケイカル板+塗装)
不燃材の原料はケイカル板です。
そのケイカル板は安価で調達できます。
ただ粉を固めた板材なため、表面が粉っぽいので何かしら表面仕上が必要となります。
当社は単純に塗って仕上げました。
キッチンパネルはテカリがあり、風合い的にあまり好みではありません。
艶消し塗料を塗ることでシックな印象となり高級感が増した印象です。
DIYだからなせる業だと考えます。
塗ることで入居者様の好きな色に上塗りが可能となります。
汚れた場合は重ね塗りで綺麗に戻ります。
塗料にはキッチンシート等を簡単に貼れます。
キッチンにビス留めも可能です。
原状回復も安価になります。
施工失敗しても安価なので気が楽です。
いいこと尽くめなため、ご記載させていただきました。
このようにまだまだ賃貸の在り方を創意工夫することは可能だと思います!
お悩みのあるオーナー様は是非ご相談ください☆